発達性協調運動障害(DCD)を学びに
2024年4月20日、21日 日本DCD学会学術集会に参加してきました。
なんじゃそれ??と思う方が多いと思いますが
日本DCD学会(日本発達性協調運動障害学会)は発達性協調運動症/発達性協調運動障害(DCD)及びその近縁障害への
治療、療育、保育・教育、支援の発展に寄与することを目的に設立された学会です引用:日本DCD学会
ますますなんじゃそれ??ですが、これならなんとなくイメージができませんか?
DCD(発達性協調運動障害)とは、「協調」という脳機能の発達に問題があるために、運動や動作にぎこちなさが生じたり、姿勢に乱れが生じ、日常生活に支障が出てしまう発達障害です。「協調」とは、視知覚、触覚、固有覚(自分の体の動きの認識)などの身体の外部や内部から絶えず入ってくる多数の情報をまとめ上げ、本人の運動企図(何をしようか)・運動計画(どのようにしようか)に基づいて、身体の動きの速さ、強さ、タイミング、正確さ、姿勢やバランスなどを適切にコーディネートして運動・動作を行い、さらにその結果もふまえて、体の動きを微調整していくという、「脳」の一連の機能です。
引用:NHKハートネット
ポージだけでなく子供のサッカーの指導に関わっていると常に気になるのが、子供たちの体の動かし方
運動神経が悪い、どんくさい、不器用などで簡単にまとめて表現されることが多いですが、サッカーの技術を学ぶ速度に大きく影響しているのがこの「協調運動」だと思っています。
特にポージではその協調運動が上手くできない子供たちも多く在籍してくれているので、この学会にヒントを求めて参加させて頂きました。
私がこれまで参加した学会はほとんどが医療従事者だけが参加する学会でしたが、この日本DCD学会は医師の先生方を中心とした医療従事者の他に学校教員、児童発達支援管理責任者、保育士の方など子供に関わる様々な職種の方々が参加している学会で、異なる目線のお話が聞けたことは非常に有意義でした。
あとはまだ考えが追い付いてないですが、追従動作における視線と首の動き
ボールを追いかける子供たちの首の動き確かに気になるなぁ・・・ここもう少し掘り下げてトレーニングに活かせないかと思いました。
懐かしの大阪府高槻市、私が青春時代を過ごした街はかなり様変わりしていましたが、に久しぶりに帰れてとても充実した2日間でした!!
来年は青森で開催されるそうです。
遠いわ・・・
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